2002年7月11日、愛媛県の吉田湾で、当時18歳だった山本舞さんの頭部などが発見された。
山本さんは宇和島市に住んでいたが、その約半年近く前の1月18日、現在の西予市宇和町にある伊予銀行卯之町支店で目撃されたのを最後に所在が分からなくなっていた。
宇和島警察署は殺人・死体遺棄事件として特別捜査本部を設置。
事件発覚から24年以上が経過した2026年現在も捜査は続けられており、警察は山本さんの足取りや事件に関する情報を求めている。
事件概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 被害者 | 山本舞さん |
| 年齢 | 当時18歳 |
| 最終目撃 | 2002年1月18日午後1時30分ごろ |
| 最終目撃場所 | 伊予銀行卯之町支店 |
| 遺体発見 | 2002年7月11日 |
| 発見場所 | 吉田湾 |
| 事件種別 | 殺人・死体遺棄事件 |
| 捜査 | 宇和島警察署の特別捜査本部が継続捜査中 |
愛媛県警が現在公開している情報では、山本さんは宇和島市在住で、殺害された山本さんの頭部などが2002年7月11日に吉田湾から発見されたとされている。
2002年1月18日 ― 銀行で確認された最後の姿
山本さんの足取りを考えるうえで重要なのが、2002年1月18日の目撃情報だ。
愛媛県警によれば、山本さんが最後に目撃されたのは、2002年1月18日午後1時30分ごろ。場所は、現在の愛媛県西予市宇和町にある伊予銀行卯之町支店だった。
その後、山本さんの所在は分からなくなった。警察は現在も、この日以降の山本さんの足取りについて「判明していない」としている。
現在も伊予銀行卯之町支店は西予市宇和町卯之町に所在している。なお、事件当時の2002年には「西予市」はまだ存在していなかった。現在の西予市は、2004年4月1日に宇和町、明浜町、野村町、城川町、三瓶町の5町が合併して誕生している。そのため、事件当時の地名では東宇和郡宇和町にあたる。
約半年後、吉田湾から山本さんの頭部などが発見される
最後の目撃から約半年後。2002年7月11日、吉田湾から山本さんの頭部などが発見された。
愛媛県警は、山本さんが殺害されたうえで遺体を遺棄された事件として捜査。宇和島警察署に殺人・死体遺棄事件の特別捜査本部が設置された。
現在の警察資料では「頭部等が吉田湾から発見されました」と記載されている。一方で、現在公開されている県警ページだけでは、
- 具体的にどのような状態で発見されたのか
- 死因
- 正確な死亡時期
- どこで殺害されたのか
- 吉田湾へ遺棄された時期
- 犯行に使用された手段
などの詳細は明らかにされていない。公開情報から確認できない部分について、推測で補うことはできない。
「吉田湾」の所在地について
事件が発生した2002年当時、遺体が発見された地域は北宇和郡吉田町だった。
その後、2005年8月1日に旧宇和島市、吉田町、三間町、津島町が合併し、現在の宇和島市が誕生した。現在の住所表記では、旧吉田町は「宇和島市吉田町」となっている。
そのため、愛媛県警の現在の事件ページでは遺体発見場所を、愛媛県宇和島市吉田町吉田湾と表記している。事件当時の記事と現在の資料で自治体名が異なる場合があるのは、この市町村合併によるものだ。
最大の空白 ― 1月18日から7月11日まで
この事件で現在も明らかになっていない重要な点が、山本さんの最後の目撃後の足取りだ。
警察が現在公開している情報を時系列にすると、
- 2002年1月18日午後1時30分ごろ:伊予銀行卯之町支店で山本さんが目撃される。これが警察が公表している最後の目撃となっている。
- その後:山本さんの所在が分からなくなる。愛媛県警は2026年現在も「その後の足取りが現在も判明しておりません」としている。
- 2002年7月11日:吉田湾から山本さんの頭部などが発見される。
この約半年近い期間について、現在公開されている警察資料から確認できる情報は極めて限られている。
山本さんが1月18日の直後に事件に巻き込まれたのか、その後もしばらく別の場所で生活していたのか、いつ、どこで殺害されたのか。いずれも現在の公開資料だけから確定することはできない。
殺害場所と遺棄場所は同じなのか
山本さんの頭部などが発見された場所は吉田湾だが、吉田湾が殺害現場だったと確認されているわけではない。
現在の愛媛県警の公開資料は、「山本さんが殺害され、頭部等が吉田湾から発見された」としている一方、殺害場所については明らかにしていない。
したがって、遺体発見場所=殺害現場と考えることはできない。どこで事件が起き、どのような経緯で吉田湾に遺体が遺棄されたのかも、事件の未解明部分として残されている。
現在も続く捜査
事件から24年以上が経過した2026年現在も、この事件は解決していない。
宇和島警察署は現在も事件ページを公開し、「現在も継続捜査中です」と明記している。さらに2026年9月現在の宇和島警察署トップページにも「吉田湾における女性被害の殺人事件 情報提供のお願い」への案内が掲載されている。
長い年月が経過した現在も、事件は捜査対象であり続けている。
警察が求めている情報
宇和島警察署は、事件に関して参考になる情報があれば、些細な内容でも連絡してほしいと呼びかけている。
特に現在も判明していないのが、2002年1月18日の最終目撃以降の山本さんの足取りだ。
事件そのものを直接目撃した情報だけでなく、
- 2002年1月18日以降に山本さんを見た
- 山本さんと一緒にいた人物を知っている
- 当時の山本さんの行動について知っている
- 吉田湾周辺で気になる人物や車両などを見た
など、事件解明につながる可能性のある情報が求められている。ただし、これらは情報提供の可能性を整理したものであり、警察が特定の人物や車両を犯人として公表しているという意味ではない。
情報提供先
- 宇和島警察署:0895-22-0110
愛媛県警の事件ページでは電子メールによる情報提供窓口も案内されている。
現在までに分かっていること、分かっていないこと
この事件について、現在の公式資料から確認できる事実は決して多くない。一方、だからこそ「確認できていること」と「確認できていないこと」を分けて考える必要がある。
確認されていること
- 被害者は山本舞さん、当時18歳
- 山本さんは宇和島市に住んでいた
- 2002年1月18日午後1時30分ごろ、伊予銀行卯之町支店で目撃された
- これを最後に所在不明となった
- 2002年7月11日、吉田湾から山本さんの頭部などが発見された
- 警察は殺人・死体遺棄事件として特別捜査本部を設置した
- 2026年現在も捜査が続いている
現在の公開資料では確認できないこと
- 1月18日以降の山本さんの足取り
- 正確な死亡日時
- 殺害場所
- 犯行の具体的な方法
- 遺体が吉田湾へ遺棄された時期や経緯
- 犯人の人数や人物像
- 犯行動機
事件についてネット上ではさまざまな推測が語られているが、警察が現在公開している資料だけでは、それらを裏付けることはできない。
24年以上残されたままの空白
2002年1月18日午後1時30分ごろ。伊予銀行卯之町支店で確認された山本舞さんの姿。
そして約半年後の7月11日、吉田湾から発見された山本さんの頭部など。この二つの事実の間に何が起きたのかは、現在も明らかになっていない。
事件発覚から24年以上が経過しているが、宇和島警察署は現在も捜査を継続し、情報提供を呼びかけている。
長い年月を経た事件であっても、当時は重要だと思われなかった記憶や情報が、別の証拠と結び付く可能性はある。山本さんが最後に確認された2002年1月18日以降の行動を知る情報は、現在も事件解明につながる重要な手掛かりとなり得る。
参考資料
- 愛媛県警察・宇和島警察署「吉田湾における女性被害の殺人事件 情報提供のお願い」
愛媛県警察・事件情報ページ - 愛媛県警察・宇和島警察署トップページ
宇和島警察署 - 宇和島市「市の概要」
宇和島市・市の概要 - 西予市「西予市基本データ」
西予市基本データ - 伊予銀行「卯之町支店」
伊予銀行・卯之町支店


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