名古屋市中川区会社社長殺害事件|防犯カメラに残った男は誰なのか

2010年代

2018年10月25日の朝。

名古屋市中川区にあるパチンコ機器メーカー「高尾」の車庫で、当時の社長だった**内ケ島正規さん(39)**が死亡しているのが発見された。

内ケ島さんの首や腹には、刃物によるとみられる複数の傷があった。

愛知県警は殺人事件として捜査を開始した。

そして、事件前夜の会社敷地内には一人の男がいた。

防犯カメラに残されたその人物は、帽子や眼鏡のようなものを身に着け、会社の敷地内を歩いていた。

後に公開された別の映像では、

ヘッドフォン。
背中のナップサック。
手には火のついたたばこ。

その姿がより鮮明に残されていた。

事件から約8年が経過した2026年9月現在も、愛知県警はこの男の画像を公式サイトに掲載し、情報提供を求め続けている。

2018年10月25日、会社の車庫で社長を発見

事件が発覚したのは、2018年10月25日の朝だった。

場所は名古屋市中川区中京南通3丁目。

パチンコ機器メーカー「高尾」の本社敷地にある車庫で、同社社長の内ケ島正規さんが血を流して死亡しているのが発見された。

愛知県警は、首や腹などに複数の刃物によるとみられる傷があったことなどから殺人事件と判断し、中川警察署に捜査本部を設置した。

愛知県警が現在使用している事件名は、

「中川区中京南通三丁目地内における男性被害殺人事件」

である。

内ケ島正規さんは39歳の会社社長だった

内ケ島さんは事件当時39歳。

高尾の公式沿革によれば、2016年6月に代表取締役社長へ就任していた。

高尾は1979年に法人化されたパチンコ遊技機メーカーで、2011年には現在の中京南通3丁目へ本社と研究開発部門を移転している。

その会社の敷地内で、現職の社長が殺害された。

事件は業界内外に大きな衝撃を与えた。

首や腹に複数の傷

当時の捜査本部の説明として報じられた内容によると、内ケ島さんの首や腹には刃物によるとみられる複数の傷があった。

さらに、抵抗した際にできたとみられる傷も確認されていた。

現場付近には多量の血が残り、車庫から会社事務所へ続く通路にも数メートルにわたって血痕があったと報じられている。

ただし、愛知県警の現在の公式ページでは、殺害方法や現場の詳細についてほとんど説明していない。

現在、県警が特に前面に出しているのは、防犯カメラに記録された男の情報である。

前日の夜、内ケ島さんは会社へ戻っていた

事件発覚の前日、10月24日。

報道によれば、内ケ島さんはいったん会社を離れた後、午後10時ごろに再び会社へ戻っていた。

そして、そのころから会社の防犯カメラに不審な人物が記録され始める。

朝日新聞が愛知県警提供として公開した映像は、内ケ島さんが襲われたとみられる10月24日深夜に撮影されたものだった。

映像の長さは約9秒。

そこには、会社の敷地内を歩く一人の男が映っていた。

防犯カメラに残った男

2018年11月、愛知県警は防犯カメラ映像を公開した。

当時公表された男の特徴は、

  • 身長160~170センチほど
  • つなぎのような服装
  • 帽子を着用
  • 眼鏡のようなものを着用

というものだった。

映像が撮影されたのは、まさに事件が起きたとみられる時間帯だった。

愛知県警はこの人物について情報提供を求めた。

しかし、映像公開後も人物の特定には至らなかった。

事件から1年、新たな映像を公開

2019年10月。

事件発生から1年を前に、愛知県警は新たな防犯カメラ映像を公開した。

中日新聞が公開した愛知県警提供映像にも、犯人とみられる男の姿が記録されている。

現在の愛知県警公式ページには、その男の特徴として、

「ヘッドフォンを装着している」

「ナップサック様のものを背負っている」

「火のついた煙草を所持している」

と明記されている。

県警のページではさらに、

「この男が殺人犯!」

という非常に強い表現を使い、男の画像を複数掲載している。

これは未詳録側の推測ではなく、現在の愛知県警公式ページ上の表現である。

ヘッドフォン、ナップサック、火のついたたばこ

事件から年月が経過した現在も、なぜ県警がこの映像を残し続けているのか。

画像だけでは人物の氏名までは分からない。

しかし、いくつか特徴的な要素が残っている。

頭部にはヘッドフォン。

背中にはナップサックのようなもの。

そして手には火のついたたばこ。

当時、そのような格好で中京南通3丁目周辺を歩いていた人物に心当たりがある人がいれば、人物特定につながる可能性がある。

愛知県警は現在も、映像と画像を公式サイトで公開している。

男はなぜ会社の敷地にいたのか

報道によれば、防犯カメラには、午後10時以降にフェンスを越えて会社敷地へ入る人物も映っていた。

なぜ男は深夜の会社敷地にいたのか。

内ケ島さんがその時間に会社へ戻ることを知っていたのか。

会社内部の構造を知っていたのか。

内ケ島さんとの面識があったのか。

こうした疑問は生まれる。

しかし、ここから先を事実として断定することはできない。

当時、元警察官の犯罪ジャーナリストが「面識のある人物の可能性」を指摘した報道もあるが、これはあくまで取材を行った専門家による推測であり、愛知県警が犯人と被害者の関係を公式に発表したものではない。

未詳録では、犯人と内ケ島さんとの関係については不明として扱う。

動機は明らかになっていない

なぜ内ケ島さんは殺害されたのか。

会社経営に関するトラブルだったのか。

個人的な関係によるものだったのか。

それとも、別の理由があったのか。

事件について検索すると、さまざまな説や憶測が出てくる。

しかし、2026年9月現在の愛知県警公式ページでは、犯行動機は明らかにされていない。

したがって、特定の企業活動や人物関係を事件原因と結び付ける根拠はない。

未詳録では、確認されていない動機説は扱わない。

映像があっても人物は特定されなかった

この事件が特に印象的なのは、犯人とされる人物の姿が防犯カメラに残されていることだ。

未解決事件の中には、犯人の姿がまったく分からないものも多い。

この事件では違う。

歩き方。

服装。

帽子。

ヘッドフォン。

ナップサック。

火のついたたばこ。

映像として複数の特徴が残っている。

それでも事件から約8年が経過した現在まで、愛知県警は情報提供を呼び掛け続けている。

防犯カメラに人が映っていることと、その人物の名前が分かることは別の問題だ。

映像が残っていても、それを見て「この人物を知っている」と証言する人や、別の証拠と人物を結び付ける情報がなければ、身元特定は容易ではない。

2018年から現在まで公開され続ける映像

2018年11月には最初の映像。

2019年10月には新たな映像。

そして2026年9月現在も、愛知県警公式サイトには人物の画像と情報提供窓口が掲載されている。

愛知県警が現在公開しているページでは、

「どんなささいなことでも結構ですので情報をお寄せください」

としている。

事件から年月が経過したことで、当時この人物を知っていた人の生活環境も変化している可能性がある。

事件当時は話せなかったことを、今なら話せる人がいるかもしれない。

映像を見て、服装や持ち物、歩く姿に見覚えを感じる人がいるかもしれない。

だからこそ、映像は今も公開され続けている。

この男は誰なのか

2018年10月24日の深夜。

会社へ戻った39歳の社長。

その会社の敷地に現れた一人の男。

翌朝、内ケ島正規さんは車庫で死亡しているのが発見された。

事件から約1年後には、さらに別の映像が公開された。

男の姿は残っている。

しかし、名前は分かっていない。

愛知県警が現在も示している手掛かりは、

ヘッドフォン。

ナップサック。

火のついたたばこ。

防犯カメラに残ったこの人物が誰なのか。

2026年9月現在も、その答えは公表されていない。

愛知県警は現在も情報を求めている

愛知県警は、この事件について現在も情報提供を受け付けている。

情報提供先は、

中川警察署 捜査本部
フリーダイヤル:0120-110-238

で、24時間対応とされている。

事件当時、中京南通周辺で似た人物を見た。

公開されている映像の人物や、服装、持ち物に心当たりがある。

事件について聞いたことがある。

そうした情報を持つ場合は、愛知県警への情報提供が求められている。

映像に姿を残した男は誰なのか。

約8年が経った今も、この事件は解決に至っていない。

参考資料

愛知県警察「2018年10月発生 中川区中京南通三丁目地内における男性被害殺人事件」
現在公開されている人物画像、ヘッドフォン・ナップサック・たばこといった特徴、情報提供先を確認。
愛知県警察・事件詳細ページ

朝日新聞社「不審な男の映像公開 名古屋のパチンコ機器会社長殺害(愛知県警提供)」
2018年11月に公開された防犯カメラ映像、人物の身長や服装などを確認。

中日新聞「犯人とみられる映像 名古屋のパチンコ機器社長刺殺事件」
事件発生から1年を前に公開された新たな防犯カメラ映像を確認。

株式会社高尾「沿革」
内ケ島正規さんが2016年6月に代表取締役社長へ就任していたことなどを確認。
株式会社高尾・沿革

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