京都市南区久世上久世町高齢女性殺人事件|早朝のアパートで90歳女性が絞殺、荒らされていない部屋に残る謎

2020年代

2020年6月30日、火曜日の早朝。京都市南区久世上久世町のアパートの一室で、この部屋で一人で暮らしていた90歳の女性が殺害されました。

当時の報道によれば、亡くなったのは善家節子さん。午前7時ごろ、部屋を訪ねた娘さんが、居間でパジャマ姿のまま倒れている善家さんを見つけました。首には紐のようなもので絞められた痕があり、死因は絞殺でした。部屋の中が荒らされた様子はなかったといいます。

90歳の女性が、自分の部屋で、早朝に命を奪われる。なぜ善家さんが襲われなければならなかったのでしょうか。6年がたった今も、犯人は分かっていません。

事件概要

項目内容
発生2020年6月30日(火)早朝ごろ
場所京都市南区久世上久世町のアパートの一室
被害者善家節子さん(当時90歳、報道による)
暮らし一人暮らし
発見同日午前7時ごろ、訪ねてきた娘さんが発見
状況居間でパジャマ姿で倒れていた
死因紐のようなもので首を絞められた絞殺
室内荒らされた形跡はなし
捜査京都府南警察署 捜査本部
現在未解決

京都府警の事件ページには、被害者の名前は載っていません。名前や発見時の様子は、当時の報道によるものです。

早朝、娘さんが訪ねた部屋で

当時の報道によれば、6月30日の午前7時ごろ、善家さんの娘さんがアパートの部屋を訪ねました。居間では善家さんがパジャマ姿のまま、意識のない状態で倒れていました。すぐに119番通報され、善家さんは病院に運ばれましたが、亡くなりました。

司法解剖の結果、首には紐のようなもので絞められた痕があり、死因は絞殺と分かりました。京都府警は殺人事件と判断し、南警察署に捜査本部を置いています。

荒らされていない部屋

この事件で目を引くのが、部屋の様子です。当時の報道によれば、部屋の中が大きく荒らされた形跡はなく、金品が盗まれたという明確な形跡も確認されていませんでした。警察は、怨恨か、あるいは別の目的による犯行とみて捜査していると伝えられています。

また、当時のANNの報道では、善家さんを見つけた娘さんが、その日、部屋の鍵は掛かっていたと取材に話していました。犯人がどこから入り、どこから出ていったのかは、公表されていません。

京都府警が求めている情報

京都府警は今も事件のページを公開し、「事件当日早朝、現場近くで不審者・不審車両を見かけられた方」と「被害者や犯人に関する情報をお持ちの方」からの情報を求めています。小さな情報や匿名の情報でも構わないとしています。

捜査と謎・数々の説

警察の動向

京都府警は、この事件を府内の未解決事件の一つとしてサイトに掲載し、南警察署の捜査本部で情報を受け付けています。事件から1年となった2021年6月30日にはページが更新され、同じ時期に読売新聞も情報提供の呼びかけを報じています。

ただ、事件のページはその2021年6月30日の更新から、5年以上そのままになっているのです。犯人の特徴や新しい手がかりは、一度も追加されていません。

残された謎

最大の謎は、なぜ善家さんが襲われたのかです。部屋は荒らされておらず、金品が盗まれた形跡もはっきりしない。90歳の女性を、自宅で首を絞めて殺害するほどの理由がどこにあったのか、まったく見えてこないのです。

もう一つの謎は、犯人がどうやって部屋に出入りしたのかです。報道では鍵が掛かっていたとされますが、それがいつ掛けられたものなのか、ほかに出入りできる場所があったのかは分かっていません。

説1:顔見知りの人物を部屋に入れた

部屋が荒らされていないことから、善家さんが知っている人物を自ら部屋に招き入れたのではないかという見方があります。ただし、90歳の女性であれば、見知らぬ人物に襲われても抵抗するのは難しかったはずです。荒らされていないという事実だけで、顔見知りだったとは言えないと考えます。

説2:別の目的で入り込んだ人物

警察が「別の目的」もありうるとみていたように、金品とは違う何かを目的に部屋に入り込んだ人物がいたという見方もあります。しかし、その目的が何だったのかは、公開されている情報からはまったく分かりません。

未詳録の考察

私がこの事件で一番気になったのは、善家さんがパジャマ姿だったということです。パジャマのままだったということは、善家さんはまだ着替える前、つまり寝ている間か、目を覚ましてまもない時間に襲われたのではないでしょうか。京都府警が「早朝頃」と時間帯を絞り、「事件当日早朝」の不審者や車の情報を求めているのも、それを裏付けているように思えます。娘さんが訪ねたのが午前7時ごろですから、事件はその前の、ほんの数時間の間に起きたことになります。

だとすれば、犯人は夜明け前後の住宅街を歩いて、あるいは車でアパートまで来て、また去っていったはずです。早朝は深夜と違って、新聞配達や散歩、通勤で外に出る人が少しずつ増えてくる時間帯です。誰の目にも留まらなかったとは考えにくいのです。当時は気にも留めなかった人や車を見かけた人が、今もどこかにいるのではないでしょうか。

公開されている情報がとても少ない事件です。だからこそ、分からない部分を想像で埋めるのではなく、「早朝」という手がかりにこそ目を向けたいと考えます!

事件がもたらした影響・結末

一人で暮らす高齢者の安全

90歳の女性が、自宅で一人でいるときに襲われた事件です。高齢者の一人暮らしが増える中、家族や地域が日ごろから気にかけ、異変があれば早く気づける関係をつくることの大切さを改めて感じさせます。この事件でも、朝に訪ねてきた娘さんが異変に気づいています。

新しい事件でも未解決は起きる

2020年は、防犯カメラが街のあちこちに増え、昔に比べて犯人の足取りを追いやすくなった時代です。それでもこの事件は6年たっても解決していません。防犯カメラが映していない場所や時間に起きた事件は、今も人の記憶が頼りになるのです。

事件は現在も未解決

殺人罪には公訴時効がなく、この事件も捜査が続いています。2026年10月現在、犯人は分かっていません。

情報提供先

京都府南警察署 捜査本部
電話:075-682-0110

京都府警は、小さな情報や匿名の情報でも構わないとしています。

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参考資料

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